馬乗りで妻の顔面など刺した疑い 菊陽町の家族に何が?夫を逮捕
17日朝、菊陽町の住宅で50歳の男が妻を包丁で刺した殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。妻は病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、菊陽町津久礼の自称無職緒方将人容疑者(50)です。警察によりますと、緒方容疑者は17日午前3時半すぎ、自宅で40代の妻を殺害しようと馬乗りの状態で顔や手足を刃渡り十数センチの包丁で刺した疑いです。
■吉田佳記者
「現場の住宅前です。すぐ隣には公園があります。そしてここから直線距離で400~500mほどの場所には小学校もある静かな住宅街となっています」
同居する妻の母親が110番通報し、駆け付けた警察官が現場にいた緒方容疑者を現行犯逮捕しました。警察や消防によりますと、妻は複数の切り傷を受けて病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
■近くの住民
「(容疑者は)私あまり話したことがないおとなしい方ですよ。怖いです。家が目の前ですからね」
これまで警察には夫婦のトラブルの相談などは寄せられていませんでした。調べに対し、緒方容疑者は意味不明な言葉を発して会話が成立しないということで、警察が責任能力などを慎重に調べています。