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農業と半導体産業の共存を考える会議 農家は「農地減少」の窮状訴える

2024年11月5日 13:26
農業と半導体産業の共存を考える会議 農家は「農地減少」の窮状訴える
半導体関連企業の進出に伴いこれからの農業を考える会議が開かれ、農地が減少している現状を農家が訴えました。
「農業と半導体産業等の共存共栄に関する研究会」には、農家や農業団体の代表、大学の研究者、自治体の担当者らおよそ60人が集まりました。


出席した農家からはTSMCの進出以降、周辺地域で農地が工業用地に転用され、地価が上昇しているために代わりの農地が入手できない農家が多い現状などが報告されました。またこれまでは転用が認められなかった農地も、現在は地元の雇用を確保すると転用が可能となる特例を使い工業用地への転用が行われ農地の減少に拍車がかかっていると訴えました。

東博己さん(菊池市の農家)「農地を確保していく。農業の生産力とか落ちないようにしていく政策をしていかないといけない」

最終更新日:2024年11月5日 13:26