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【不適切指導】肌の色や体型から「難民のようだ」文徳高校サッカー部監督1年間出場停止処分

2024年5月30日 18:42
【不適切指導】肌の色や体型から「難民のようだ」文徳高校サッカー部監督1年間出場停止処分

文徳高校サッカー部の男性監督が、不適切な指導を行ったとして高体連から1年間、出場停止処分を受けていたことが分かりました。

処分を受けたのは、文徳高校の教員で、サッカー部の30代の男性監督です。文徳高校などによりますと、監督は去年10月から今年3月にかけて、部員を指導する際に
部員の足にボールを強く蹴って当てたり、部員の肌の色や体型から「難民のようだ」とほかの部員の前で発言したりするなど、“不適切な指導”が5件確認されたということです。

学校は監督を口頭で厳重注意するとともに、4月、サッカー部の保護者会を開き、監督自ら謝罪しました。また、県や高体連にも報告したということです。高体連からは、来年3月4日までの1年間、高体連が主催する大会で監督の出場停止処分を受けたということです。

監督は、別の高校のサッカー部でコーチを務めた後、2年前に文徳高校の監督に就任しました。

学校の聞き取りに対し監督は、「信頼されないといけない立場にもかかわらず、学校や保護者などからの信頼を失墜してしまうようなことになり、大変申し訳ない」と話しています。また、文徳高校の紫藤光一教頭はKKTの取材に対し、「教員を指導していきたい」としています。