「腹式の呼吸“吹き矢”の型」中高年に人気！九州初開催スポーツ吹矢の大会

「吹き矢」を吹いたことはありますか？いま、呼吸法を取り入れた「スポーツ吹矢」が大人世代から人気を集めています。健康にも良いと言われる「吹き矢」。九州で初めてとなる大会が熊本県で開かれました。

静かな会場に響き渡る矢の音。
25日に合志市で開かれたのは九州では初めてとなる「スポーツ吹矢」の大会。

スポーツ吹矢は1998年に日本で始まったスポーツで、腹式呼吸をして矢を放つ競技です。
深く呼吸をすることで血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれるなど健康に良い効果があると言われています。
大会では6メートル、8メートル、10メートルのそれぞれの距離で制限時間3分以内に5本の矢を射り得点を競います。

■参加者（競技歴6年）
「（吹矢は）非常にいいですね。息を吹きかけるが呼吸が一番大事だから毎回楽しんでやっています。10メートルを目指すのが目標です」

大会には熊本の他にも福岡や鹿児島など九州各地から60歳から70歳までの約80人が参加しました。
中高年を中心に人気が高まっていて大会を主催するスポーツ吹矢振興協会によりますと全国の愛好家の数は約10万人ほどいるということです。

■一般社団法人スポーツ吹矢振興協会・青柳芳英代表理事
「老若男女だれでも分け隔て無くできるのがこのスポーツ吹矢の特徴。将来的にはこれを国民的スポーツにしてオリンピック競技にしたい」