｢もっと自立して五輪に｣日本陸上界のホープ 熊本中央高の山形愛羽さんが卒業

1日、熊本中央高校で卒業式が行われ、期待のアスリート、陸上部の山形愛羽さんも200人以上の同級生たちとともに、旅立ちの日を迎えました。

山形さんは1年生の時からインターハイに出場。3度目の出場となった去年は女子100メートルと200メートルで優勝し、秋の国体でも2冠を達成しました。パリオリンピック出場を目指す、日本陸上界のホープです。

最後のホームルームで担任の先生から渡されたのは、この1年で手にした多くの賞状やトロフィー。充実の高校生活となりました。
■山形愛羽さん(ホームルーム)
「3年間ありがとうございました。自分が日本一を取った時に、サプライズでお祝いしてくれて、とてもうれしかったです!ママには陸上のことだけじゃなくて、学校生活で悩んでいる時とか相談に乗ってくれてありがとう。もっと自立して、いろんなことができるようになって、オリンピック選手になって、たくさん海外の試合に行けるように頑張ります!18年間ありがとうございました」

ともに過ごした仲間と家族への感謝を胸に次は世界の舞台を目指す山形さん。4月からは親元を離れ、陸上の強豪･福岡大学に進学します。