高校サッカー熊本県大会 終盤劇的展開で大津が優勝し全国へ
決勝は、3連覇を狙う大津と28年ぶり7回目の優勝を目指す熊本商業が対戦。
試合が動いたのは前半24分。青のユニホーム、大津の古川がゴール前にクロス。吉本が右足で合わせて先制し大津が1点をリードします。
1点を追いかける熊本商業は後半10分。相手のクリアボールに鳥飼がスライディングシュート。試合を振り出しに戻します。
さらに熊本商業は、吉井が振り向きながら左足でシュート。惜しくもバーに阻まれます。
決着がついたのは、アディショナルタイムに入った試合終了間際でした。
大津のコーナーキックをキーパーがクリア。これに反応した中村がシュート。熊本商業の体を張ったプレーがハンドの判定となり、大津にPKが与えられます。
キャプテンの碇がPKを決め、大津が2対1で勝利。3年連続20回目の全国大会出場を決めました。
■大津高校キャプテン 碇明日麻選手
「チームが苦しい状況で最後ああいった形で、みんなの思いを背負って最後決めることができてとてもよかったです」