哀愁漂う胡弓や三味線の音色 おわら風の盆 開幕 富山市八尾町
富山市八尾町では、住民が三日三晩にわたり踊りを繰り広げる伝統行事「おわら風の盆」が始まりました。
おわら風の盆は、立春から数えて二百十日のこの時期に、イネに被害をもたらす風を封じ、五穀豊穣を願う行事として江戸時代から始まったといわれています。
初日の1日は、輪踊りや町流しなどが行われていて、このうち上新町では哀愁漂う胡弓や三味線の音色と歌声にのせ、男衆と女衆が優美で繊細な踊りを披露し、全国から訪れた大勢の人たちを魅了していました。
おわら風の盆は3日まで行われます。