北日本文学賞贈呈式　「月と鱧」で受賞した大阪市の岡本佳奈さんに賞状や記念品

北日本文学賞の贈呈式が、きょう富山市で行われ、受賞した大阪市の岡本佳奈さんに賞状や記念品が贈られました。

北日本文学賞は、北日本新聞社が主催する短編小説のコンクールで、今年で59回目です。

式には入賞や選奨の3人が出席し、このうち入賞作品の作者である大阪市の岡本佳奈さんに、北日本新聞社の蒲地誠社長が賞状などを手渡したほか、北日本放送の山本実常務が、作品を朗読番組にしたCDを贈りました。

岡本さんの受賞作「月と鱧」は、派遣社員である1人暮らしの女性が抱える不安や孤独感、暮らしの中のささやかな幸せといった心の機微を描き出し、880編の応募の中から選ばれました。

KNBラジオでは、この作品の朗読番組を来月2日の午後4時から放送します。