宇奈月温泉宿泊客数推移 コロナ禍以降V字回復 北陸経済研究所が分析
2015年の北陸新幹線開業から2023年までの宇奈月温泉の宿泊客数推移について、コロナ禍以降、V字回復していることが分かりました。
北陸経済研究所が6月発表したレポートによりますと、宇奈月温泉の宿泊客数の推移は新幹線開業前の2014年を100とした場合、開業初年の2015年は3割増加し、その後も開業前を上回りました。
2020年からのコロナ禍では近県の温泉地に比べ客足の落ち込みは小さく、2022年は9割まで回復、開湯100周年でもあった2023年は開業前の1割増となりました。
北陸経済研究所の藤沢和弘部長は「地元関係者の努力がリピーターを生んだのでは」と分析しています。