なんと!四角いジャンボスイカ 高校生が育てて収穫 入善町
大きなだ円形が特徴の入善ジャンボ西瓜が四角い形になりました。入善町の農場で入善高校農業科が育ててきた四角いスイカの収穫が23日に行われました。
入善高校農業科が町の支援を受けて取り組んでいる研究栽培の一環で、入善ジャンボ西瓜をPRしようと去年に続いて四角いスイカを目指しました。
6月28日、生徒たちはジャンボスイカを鉄製の型枠と頑丈なポリカーボネートで作った型枠に入れて、大切に育ててきました。
去年、初めて取り組んだ際には、ポリ塩化ビニール製の型枠がスイカの成長に負けてゆがむなどしたため、きれいな形にはならなかったということです。
今年は型枠を、鉄製の外せるタイプにすることで、四角いスイカ作りに成功しました。
収穫したのは7個で、重さが22キロをこえたものもありました。
生徒「結構うれしいですね」「予想よりはるかに大きかったので、育てたかいがあったなと思います」「きれいに立っているなと思います」
断面もこのとおり四角くなりました。しかし味は期待できず、すっぱかったということです。
23日に生徒たちはこのほか、育ててきたジャンボ西瓜の新品種の試食も行いました。
生徒「おいしくできてよかったです」「甘くなってよかったです」「入善の目立てるところに役立てればいいな」
生徒たちは四角いジャンボスイカや新品種についての研究の成果を、来年2月に入善町民会館で発表するということです。