被災した志賀原発公開 北陸電力「安全性に問題ない」
北陸電力は7日、能登半島地震で外部電源の一部を失うなどの被害を受けた、石川県の志賀原子力発電所を報道関係者に公開しました。改めて「安全性に問題はない」としています。
石川県志賀町で震度7を観測した1月1日の地震では、志賀原発は、1号機の原子炉建屋の地下で震度5強を観測し、安全確保に必要な電源設備に被害を受けました。
土井あゆみ記者
「こちらは2号機の変圧器です。つなぎ目に亀裂が入って油が漏れ、外部電源を受電できなくなりました」
志賀原発では、1号機、2号機の変圧器がともにつなぎ目の亀裂から油が漏れて、外部電源の一部が使えなくなりました。北陸電力は、安全確保のために必要な電源は確保しているが、今も3系統5回線あるうち、1系統2回線が使えておらず、1号機の変圧器は仮復旧し、2号機の変圧器は復旧方法を検討中だ、と説明しました。
北陸電力 中田睦洋原子力部長
「原子力発電所で一番何があっても守らないといけないのは放射性物質を外に出さない、これに尽きる。使用済み燃料は冷やしているし閉じ込めている、そういう機能は担保できている」
一方、外部電源の確保については。
北陸電力 中田睦洋原子力部長
「最大の課題であると認識している。元の状態ではないが、使えるものは最大限使うんだというふうに手を広げている」
石川県志賀町で震度7を観測した1月1日の地震では、志賀原発は、1号機の原子炉建屋の地下で震度5強を観測し、安全確保に必要な電源設備に被害を受けました。
土井あゆみ記者
「こちらは2号機の変圧器です。つなぎ目に亀裂が入って油が漏れ、外部電源を受電できなくなりました」
志賀原発では、1号機、2号機の変圧器がともにつなぎ目の亀裂から油が漏れて、外部電源の一部が使えなくなりました。北陸電力は、安全確保のために必要な電源は確保しているが、今も3系統5回線あるうち、1系統2回線が使えておらず、1号機の変圧器は仮復旧し、2号機の変圧器は復旧方法を検討中だ、と説明しました。
北陸電力 中田睦洋原子力部長
「原子力発電所で一番何があっても守らないといけないのは放射性物質を外に出さない、これに尽きる。使用済み燃料は冷やしているし閉じ込めている、そういう機能は担保できている」
一方、外部電源の確保については。
北陸電力 中田睦洋原子力部長
「最大の課題であると認識している。元の状態ではないが、使えるものは最大限使うんだというふうに手を広げている」