クロスランドの盆踊りめぐり 浴衣洗濯代を業者が不当請求 小矢部市
小矢部市が補助金を出していた盆踊りイベントをめぐり、市内のクリーニング業者が浴衣を洗っていないにも関わらず、洗濯代を不当に請求していたことがわかりました。
警察が関係者に事情聴取をしたということです。
複合施設「クロスランドおやべ」で行われる盆踊りは、今年度まで続いた夏の恒例行事で、市が事業費を補助してきました。
参加する市の連合婦人会が市の備品である浴衣と帯を借りて使用し、クリーニングの費用は施設側へ請求されていました。
施設を管理する市教育委員会によりますと、市内のクリーニング業者が2016年から2022年までの間の、のべ690人分について、洗っていないのに31万円余りを請求していました。
関係者が警察に問題を指摘したことから発覚し、施設側は事情聴取を受けました。
不当請求分はこれまでに全額返金されたということです。
市議会の委員会で調査が不十分との指摘があり、市教育委員会は、婦人会の役員などに話を聞いて経緯を調べるとしています。