23日から24日にかけ 県内激しい雨 交通機関に影響も
23日県内は、長時間にわたって雨が降り激しく降った所もありました。
土砂崩れの恐れがあることから自主避難した住民は不安な夜を過ごし、交通への影響は24日午前まで続きました。
県内は23日、低気圧や前線の影響で大気の状態が不安定となり、激しい雨が降りました。
22日夜の降り始めから24日午前5時までの降水量は、魚津市で146.5ミリ、黒部市宇奈月町で145ミリなどとなっていて、各地で道路が冠水しました。
長谷川大記者
「元日の地震の影響で山肌があらわになったこちらの斜面。きのうの大雨の影響で泥が住宅の敷地や側溝に流れ出てしまっています」
氷見市園では、能登半島地震で崩れた斜面が大雨で再び崩れる恐れがあるとして、23日は警戒が続き、地域の6世帯が一時、自主避難しました。
氷見市では23日午後、1時間に45ミリの雨を観測し、6月としては観測史上最も多くなりました。
住民
「いま時間あたり100ミリとかね、降ることもありますから。そうなったら本当にいつ崩れるか分からないですからね。そうなるとちょっと怖いですね。」
大雨により交通機関のダイヤも乱れました。JR城端線と氷見線は23日は終日、運転を取り止め、24日も始発から午前9時頃まで運転を見合わせました。
また高山線は、24日特急ひだ1本が運休しました。