射水市 放生津八幡宮祭の行事 ユネスコ無形文化遺産拡張提案候補に
射水市の放生津八幡宮祭の曳山・築山行事がユネスコ無形文化遺産への拡張提案候補に選ばれました。
これは18日、文化庁が明らかにしました。国の文化審議会は18日、射水市の放生津八幡宮祭の曳山・築山行事を含む、国内4つの祭りをユネスコ無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」の拡張提案候補に選びました。
この祭りは放生津八幡宮で秋に行われているもので、曳山が射水市内を巡行する「曳山行事」と、境内の臨時の山に神仏の人形などを飾る「築山行事」で構成されています。
国は今年度中にユネスコ事務局に提案書を提出し、早ければ再来年11月に審議される見通しです。
放生津八幡宮曳山・築山保存会 四方正治会長
「先人のみなさんたちが継続してきたパワーを改めて感じるし、文化を継承しないといけない」
ユネスコ無形文化遺産の「山・鉾・屋台行事」は、高岡の御車山祭、魚津のタテモン行事、南砺市城端の曳山祭の県内3件を含む全国33件で構成されていて、登録されれば県内では4件目となります。