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能登半島地震から1年あまり 氷見市の全ての地区で防災計画が完成 富山

2025年2月26日 10:30
能登半島地震から1年あまり 氷見市の全ての地区で防災計画が完成 富山
能登半島地震の被災地氷見市では、各地区が主体となり策定を進めてきた防災計画が全ての地区で完成し、きょう市に提出されました。

地区の防災計画を策定した自主防災組織の代表者たちはきょう、氷見市役所を訪れ、それぞれがまとめた計画を菊地市長に提出しました。

氷見市では市内の半分を占める11地区で防災計画がありませんでしたが、これで市内全ての地区で計画が策定されたことになります。

薮田地区自主防災会・大石泰浩会長「地域のつながりを強めるというのがまず第一だと思います、防災を通じてみんなで守り合う。計画通りにならないかもしれないが逆に(住民の)各々がそれを考えて判断して動けるようになれば。ちゃんと防災はできるのではないかと思う」

地区防災計画は、自主防災組織の行動指針を示すもので、平常時は防災訓練の役割分担を、災害時は避難所の設営や運営での役割分担などを防災士のアドバイスも含めて定めています。

菊地市長は自分たちの街は自分たちで守るという考えのもと、地域の防災力が高まることに期待を示しました。
最終更新日:2025年2月26日 10:30
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