被災地の保健医療福祉支援へDHEAT派遣訓練
大きな地震などの災害時に医療や福祉の活動を的確に指揮調整しようと、県はきょう、北陸東海ブロックの自治体職員らと連携した実働訓練を、全国で初めて行いました。
訓練は、マグニチュード7・0の地震が発生し、震度6強を射水市で、震度5強を富山市と立山町で観測したなどの想定で行われ、北陸東海の県の職員ら合わせて200人が参加しました。
県防災危機管理センターに調整本部が設置され、被災3日目の訓練が公開されました。
きょうは、医師や保健師などでつくる災害時健康危機管理支援チーム=DHEATに応援を要請し、被災した自治体へ派遣するなどして連携する訓練を行いました。
東日本大震災以降、被災地の保健・医療や福祉に関する要望に対応するため、指揮・調整する行政の機能強化が課題となっています。