アマゾン 富山市の配送拠点を公開 最適な配達ルートをコンピューターが自動で計画
インターネット通販大手のアマゾンは2023年、県内に初めて開設した配送拠点を20日、報道関係者に公開しました。
岡川春樹記者
「アマゾン県内初の配送拠点『富山デリバリーステーション』の内部です。センターから到着した商品は、宛名などを読み取ることで、自動的に最適な配達ルートへ仕分けられるということです」
富山市に2023年9月、開設された「デリバリーステーション」はアマゾン独自の配送網の一部で、全国の倉庫から出荷された荷物を仕分け、配達先まで届けるための施設です。
荷物やドライバーの数などからコンピューターが自動で最適な配達ルートを計画し、少人数でもスピーディーな配達が可能になったということです。
リージョナルディレクター道上淳之介さん
「700万点以上の商品を翌日配送でお届けすることができるほか、“置き配”のサービスがデフォルトでご利用いただくことが可能になります」
アマゾンジャパンは、リヤカー付き電動アシスト自転車を使った配達を2024年春から県内でも始める予定で、環境への配慮や配達サービスの向上を目指したいとしています。