今年1年の無事に感謝 富山と石川の県境にある寺で納め不動
富山と石川の県境にある倶利迦羅不動寺で28日、年末恒例の「納め不動」が行われ、参拝者が1年の無事に感謝しました。
毎月28日は「お不動さまのご縁日」とされ、1年の締めくくりとなる12月は「納め不動」とされています。
境内では、ヒノキの枝葉で組んだ祭壇でお札やダルマなどの縁起物を燃やす「お焚き上げ」が行われ、参拝者が2023年の無事に感謝しました。
このあと本堂では真言密教の儀式「護摩法」が行われました。
読経の声が響く中、住職が、厄除けや家内安全の願いが書かれた護摩木を火の中へ投げ入れ、2024年の平穏を祈っていました。
参拝した人は、「私たち夫婦と孫たちも皆元気で過ごせたことを感謝しています」と話していました。
倶利迦羅不動寺は正月3が日で約5万人の参拝者を見込んでいます。