立候補しやすい環境作りを 富山県議会議長が経済団体に要請
女性や若者など多様な人材が議員に立候補しやすくなるよう、県議会議長が環境の整備を経済団体に求めました。
県議会の山本徹議長は、県経営者協会の山下清胤会長を訪ねて協力を求めました。
協会所属の企業に勤める女性や若者が立候補しやすいよう、休暇制度を設けたり議員との兼業を可能にしたりしてほしいとしています。
県議会事務局によりますと、女性の県議は4人で都道府県議会での女性議員の比率は35位、また県議の平均年齢は57.5歳となっています。
要請を受けた山下会長は、各企業に伝えるとした一方で…
富山県経営者協会 山下清胤会長「就業規則を変えなきゃいけなくなると、それなりの準備や手続きも必要になるし、各企業はこの件については、それぞれの事情で慎重に考えられると思います」
また、議員になったときの実情も知りたいと述べました。
山本議長は、あすにかけて、ほか3つの経済団体にも要請します。