あいの風鉄道 鉄道車両めぐる緊急点検の途中経過は異常なし
鉄道車両に関するJR貨物のデータ改ざんに伴い、国土交通省が鉄道事業者に確認を指示したのを受けて、あいの風とやま鉄道は、19日に緊急点検の途中経過を発表し、これまでに問題は見つかっていないとしました。
JR貨物が車両の車輪と車軸を組み立てる際のデータを改ざんしていた問題を受け、国土交通省が全国の鉄道事業者に確認を指示し、点検が進められています。
あいの風とやま鉄道は19日に途中経過を公表し、これまでの点検で、車輪については20編成で正常値が確認され、歯車については現在調査中であるとしました。
一方、ブレーキディスクについては18日に3両編成の車両の一部で確認の必要が出たため、19日は別の2両編成で運行し、一部の駅で乗車できない客が出たことを謝罪しました。
結局、車両に異常は認められず、20日から通常通り運行するということです。
あいの風とやま鉄道は9月27日までに点検を終えて、国へ報告する計画です。