7年前には新川地域で注意報 光化学オキシダント注意報等の伝達訓練 富山
健康被害を引き起こす「光化学オキシダント」の発生に備えて、県は24日、伝達訓練を行いました。
訓練は、県内の光化学オキシダントの濃度が一定の基準を超えたという想定で行われ、県環境保全課が注意報を発令しました。
「光化学オキシダント」は工場や車などからの排出ガスが、太陽の光で変化し発生する刺激性の強い物質で、目やのどの痛みなどを引き起こします。
県内では5月から梅雨が始まる6月まで濃度が高くなる傾向があり、2017年5月には新川地域に注意報が出されました。
訓練では注意報を学校や福祉施設などに伝えるため、職員がメールを送り、電話するといった手順を確認しました。