氷見市で断水続く 富山 能登半島地震
氷見市内では断水が続いています。
清水万梨子記者
「地震の影響で大きな配水管に穴が開き、水が勢い良く噴き出しています。懸命な復旧作業が行われています」
これまで市内の広い範囲で断水していた氷見市では、4日午前11時の時点で、浄水場がある市の南部を中心におよそ4900世帯で復旧しました。また、およそ3100世帯はまだ飲めないものの水は通り、生活用水に使用できるようになりました。いっぽう、およそ6000世帯ではまだ断水が続いています。
市は、断水の原因として、市内の複数の箇所で漏水が確認されたことを挙げました。
氷見市上下水道課の担当者
「大きい管路の漏水事故とか、各家庭の小さい給水管の漏水が多発したことによって、配水量が増えたことによって断水が発生したと考えております。順次、南側にある上田子浄水場のほうから水を配水しまして、漏水調査をしながら、場所の特定に努めているというところでございます」
全面復旧の目途は立っていないということです。
「おはようございます」
「よろしくお願いします」
氷見市では断水の影響で利用できない保育施設がでています。断水していないこの施設では、同じ系列の2つの施設から18人の子供を受け入れました。
保護者
「とりあえず水が通ってくれたら嬉しいんですけど、このような状態でも預かってくれることにすごく感謝しています」
マヤ保育園 冨樫克哉理事長
「ここにお越しになっている方々は医療従事者の方だったり、福祉、行政関係者ですし、なんとかして県民みんなでなんとか復興しないといけないので、私たちもできることをやりたいという職員からもそういう声をもらって」