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「片付け大変だったんだな…」地震で10万冊蔵書に被害 再開に喜びの声 富山市立図書館本館

2024年1月17日 19:19
「片付け大変だったんだな…」地震で10万冊蔵書に被害 再開に喜びの声 富山市立図書館本館
能登半島地震で被害を受け臨時休館していた富山市の図書館が17日再開し、復旧を待ちわびた市民が次々と訪れました。

中心市街地の複合ビル内にある富山市立図書館本館です。

1月1日の地震で、館内ではおよそ10万冊の本が棚から落ちたり、表紙が破損したりする被害を受けました。

正月明けから職員が10日程かけて床に散乱した書籍を棚に戻すなど復旧にあたりました。

また、今回の地震被害を受け新たな取り組みも。

岡田キャスター
「こちらには、今回の地震で実際に被害を受けた本が展示されています。防災への意識を高めてもらう狙いがあるということです」

設けられた防災コーナーには、地震に関する本に加え、今回の地震で傷んだ本などが並べられています。利用者からは再開を喜ぶ声が聞かれました。

「片付け大変だったんだなと思って、きょうから開館するということで朝一から来ています」

「生きていることが地震があったのでとても幸せだと感じたので、職員の皆さんにはとても感謝しています」

越野伸二館長
「楽しみにしていた市民の方もいらっしゃると思いますので、ゆったりとした時間を過ごしていただければと思います」

図書館は、今後の地震に備え本の落下対策を進める方針です。
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