17日ごろから富山県平野部で雪か 対策を
14日の県内は、晴れて日差しが降り注ぎました。
週末からは平野部でも雪が降る見込みで警戒が必要です。
高気圧に覆われ、広く晴れた14日、富山市の県空港スポーツ緑地では、雪囲いの作業が進められていました。
富山市の初雪は平年が12月3日で、遅かった去年は12月14日に観測されました。
2023年は、初雪がまとまった雪になるかもしれません。
14日夜からの雨雲と風の動きです。
15日午後には寒冷前線に伴う雨雲が日本海側にかかり風も強まります。
警戒すべきは日曜日。
JPCZ=日本海寒帯気団収束帯がかかり、北陸では局地的に大雪となる恐れがあります。
大雪は、週末だけでなく来週も警戒が必要です。
上空1500メートル付近の予想気温をみると、赤色のライン、平野部で雪を降らせる目安のマイナス6度以下の寒気は17日日曜から翌、月曜にかけてと、21日木曜日にも北陸地方をすっぽりと覆っています。
寒気のピークは来週木曜日になりそうです。
2021年の1月にはJPCZが停滞し、富山市では3日間で1メートル以上の雪が降りました。
まずは今週末の大雪や暴風に警戒し、雪への備えをすることと、最新の気象情報を確認して下さい。