離党促す意見も 自民・田畑議員の党員登録問題めぐり 富山
無断・架空の党員登録が問題となっている田畑裕明衆議院議員について、きょう自民党県連と富山市連が本人を聴取し対応を話し合いました。
「離党を促す」意見もあったということです。
富山市内で非公開で行われた聴取は、自民党県連の橘会長をはじめ県連・富山市連の幹部が出席しました。
田畑議員は先月の会見で「本人の承諾なく無断で登録したり、架空の名前で登録したりした党員が262人にのぼる」と明らかにしています。
終了後、橘会長は…
自民党県連 橘慶一郎会長
「出処進退を考えてほしいという声もありましたし、仕事で返していくこともあるんじゃないかいう意見も役員の中からございました」
また富山市連の中川支部長は自ら離党を促したことを明らかにしました。
自民党富山市連 中川忠昭支部長
「市長選、市議選、それから参院選もあるわけですから、そういうことを考えた時にもう一緒になって田畑さんと活動することは今の状態では大変難しい状況にある、自民党としての活動は厳しいものがある。そこはやっぱり自民党としてですねけじめをしていただきたいと(本人に)申し上げました」
聴取を受けて自民党県連は、今月12日の常任総務会で田畑議員への対応について結論を出すとしています。