「今回初めてでちょっと異常」富山市の用水路 魚が多数死んでいるのが見つかる
21日から22日にかけて、富山市の用水路で魚が多数死んでいるのが見つかりました。
水質に異常はありませんでしたが、近くに住む人からは心配する声が聞かれました。
富山市松若町の住宅街を流れる用水路です。
21日、近くの住民らが見つけ、市に通報したところ、市の職員が20匹から30匹の死んだ魚を回収したということです。
しかし、22日も死んだアユやオイカワなど20匹ほどが水草にひっかかったり、底に沈んだりしているのが相次いで見つかりました。
市は、水質を確認した結果、水温や水素イオン指数、水中の酸素量に大きな異常はなかったとしていますが、近くに住む人たちからは不安の声が聞かれました。
第一発見者
「今まで過去何年も見とるけど、魚が死んだというの今回初めてなもんで、ちょっと異常だなと思っています」
記者
「原因が分からないが」
第一発見者
「それが一番の不安やね、原因がはっきり分かれば、それを改修(改善)すればいい話なんだけども」
用水路には、泳いでいる魚の姿も見えました。
市は、水温が25.7度と若干高めであることから「酸欠になった可能性も考えられるが原因の特定は極めて難しい」としています。