生徒が校内で1票投じる　高校で期日前投票

県内で初となる高校での期日前投票です。

魚津市はきょうから、市内の高校に臨時の期日前投票所を設け、18歳以上の高校生たちが票を投じました。

きょう、期日前投票所が設けられたのは、魚津市の新川高校です。

案内や投票用紙の交付といった選挙事務も高校生が担当しました。

そして、18歳以上で魚津市在住の生徒たちが県知事選挙や衆議院選挙で思い思いの候補に票を投じました。

投票した3年生「初めて投票したんですけど、とても緊張しました。18歳になって、富山県の一員というか富山県に貢献できたかなと思います。」

県選挙管理委員会によりますと、前回の衆院選の投票率は、全体が55パーセントだったのに対し10代は37パーセントと低くなりました。

高校での期日前投票は、魚津市が、若者の投票率アップにつなげようと始めたもので、県内で初めての取り組みです。

魚津市選挙管理委員会事務局　広田彰局長代理 「今後もこういった取り組みを継続していくことで、目の前にある選挙の投票率だけではなくて、将来的な投票率の向上にもつなげていきたいと考えています。」

選挙事務を体験した2年生「あまり選挙のことについて考えて来なかったので、考えなきゃなという感じがしました。」

魚津市は、こうした臨時の期日前投票所を、今月22日まで市内の高校など5か所に設けるほか、今月25日26日の週末には、ショッピングセンターにも設けます。