漁港は地震被災の影響も ひみ寒ぶり宣言 今シーズン終了
「ひみ寒ぶり」は、30日今シーズンの終了宣言が出されました。宣言期間中の水揚げは4万7000匹を超えました。
氷見の漁業者や仲買人、漁協でつくる氷見魚ブランド対策協議会の判定委員会は、今シーズンは昨シーズンに比べておよそ1か月遅れの2023年12月23日に「ひみ寒ぶり宣言」を出し、シーズンが終わったとして30日終了を宣言しました。
宣言の期間中に氷見漁港で競りにかけられた「寒ぶり」は、近くの港で水揚げされたものも含めて4万7562匹で、ひみ寒ぶり宣言の発表が始まった2011年以降で3番目に多くなりました。関係者によりますと、石川県能登町などの港での水揚げの増加が目立ったということです。
一方、氷見漁港は能登半島地震により敷地で地割れが発生するなど影響が出ています。