射水市新湊地区 高校生がイベント主催 地域の魅力発信
高校生が企画・運営し地域の食や伝統文化を発信するイベントが10日、射水市で開かれました。
クロスベイ新湊で開かれた「春湊フェス」は、新湊高校の2年生が持続可能な開発目標=SDGsについて考える総合の授業をきっかけに、少子高齢化が進むこの地域の魅力を多くの人に知ってもらおうと、今回初めて企画しました。
会場には地域の飲食店が運営するキッチンカーを集めたほか、生徒自ら考案した商品も登場しました。こちらは、昆布でつくった食べられるアイスクリームスプーン。
また、中華麺にうどんの出汁をかけた新湊地域の名物「かけ中」を生徒らがアレンジした一杯も人気を集めていました。
新湊高校2年 西井邑華さん
「多くの方が『この町っていい町だな』って思ってもらえるようにしたい」
生徒らは、毎年5月に行われる新湊の獅子舞を再現した演舞も披露しました。運営チームは、2024年度以降もこのイベントを続けていきたいとしています。