富山市で朗読と音楽の夕べ 文学作品楽しむ
文学作品を音楽と共に楽しむ朗読会が23日夜、富山市の高志の国文学館で開かれました。
木下一哉KNBアナウンサーの朗読
「そうした間に、兄は厳格な修行をさせられていた。朝起きると難しい本を読まされ、夜になれば手習いだ。その修行が遂に私にもやって来た」
23日夜は、KNBの木下一哉アナウンサーが、立山町出身の小説家・ジャーナリストである翁久允の自叙伝、「わが一生『生いたちの記』」を、フルート奏者・杉原夏海さんとピアニスト・中川佳美さんの演奏と共に朗読しました。
翁 久允はこの自叙伝を、富山で創刊した郷土文化誌「高志人」で1951年から連載しました。
没後50年にあたり、高志の国文学館が開いている翁久允の企画展は、2024年3月4日までです。