富山県の人口 100万人割れへ 新たな対策本部設置へ
減少が続く富山県の人口がまもなく100万人の大台を割ると見られます。県は新たな会合を立ち上げ人口減少対策を推し進めます。
こうした状況を受けて新田知事は3日、県庁内に人口減少対策を推し進める本部を新たに設置すると発表しました。部局横断的に対策を進めるほか、新たな人口ビジョンに関しても話し合うとしていて4月22日に初会合を開きます。
県が発表した3月1日時点の県の推計人口は100万2090人で、前の月から1000人余り減りました。3月は県外進学や就職などで転出があるため、4月は減少幅が近年大きくなる傾向にあります。県は5月に発表される4月1日時点の推計人口で100万人の大台を割る見通しだとしていて、人口減少が想定を超える状況で進んでいます。