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富山県に「顕著な大雪に関する気象情報」 引き続き大雪に警戒を

2023年12月22日 6:06

気象台は21日夜から22日未明にかけ、南砺市と入善町で3時間に20センチ以上の降雪を観測したとして「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。また、西部と東部北に大雪警報を出し、交通障害などへの警戒を呼びかけています。

22日午前10時の積雪は、朝日町で31センチ、氷見市で37センチ、砺波市で31センチなど海沿いと西部南で多くなっています。富山市は22センチ、高岡市伏木は29センチで、伏木では22日午前6時から、積雪が14センチ増えています。

気象台は南砺市川西で21日午後9時から、22日午前0時までの3時間で20センチ、また、入善町上野でも21日午後11時から22日午前2時までの3時間に20センチの降雪を観測したとして、相次いで「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。

県内は、気圧の谷や寒気の影響で22日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定で、23日にかけて大雪となる所がある見込みです。

23日午前6時までの24時間予想降雪量は、いずれも多い所で平野部で40センチ、山間部が60センチです。さらにその後の24時間には平野部で5センチから10センチ、山間部で10センチから20センチの予想です。

気象台は、22日の夜遅くにかけ路面の凍結のほか、電線などの着雪、農業施設の被害、落雷や激しい突風に注意するよう呼びかけています。

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