多くの人が使いやすいトイレ 県空港スポーツ緑地に完成
障害のあるなしに関わらず、多くの人が使いやすいトイレが富山市の公園に完成しました。
県空港スポーツ緑地にきょう完成した「すまいるトイレ」です。
ストレスを感じたときに落ち着いたり、パニックを防いだりするための部屋や、広い介助用ベッドがあるほか、男性・女性両方に幼児用トイレが整備されています。
この公園には車いすに乗ったまま利用できるスロープや、体幹が弱くても座ることのできるハーネス付きのブランコがあり、障害の有無や年齢などに関わらず、遊ぶことができます。
これまでのトイレは古く、狭かったことから、多様な利用者が使いやすいようにと県がおよそ6500万円をかけて整備しました。
県によりますと、落ち着く空間や介助用ベッドを県が管理する公園トイレに設けたのは県内初で、今後、ほかの市町村にも広まってほしいとしています。