【山口天気 夕刊12/25】26日(火)は朝は冷えるが昼は久々の2桁の気温続出! その後も年の瀬は寒さ緩む日々
先週の強烈寒波の時に比べると、だいぶマシにはなったものの、きょう25日(月)もまだ多くの所で最高気温は1桁止まり、と寒波の余韻が続きました。
あす26日(火)にかけては、西日本は次第に高気圧にシッカリ覆われてくる見込みです。
このあと夜間は晴れて放射冷却の影響が強まる所もあることから、まだ冷え込みが少々厳しく、最低気温が氷点下となる所も…路面や水道管凍結などに注意が必要ですが、日中の気温は多くの所で2桁に到達し、昼間は寒さが和らいでくる見込みです。
なお、山口市内において予想通りに最高気温が2桁になると、今月16日以来、実に10日ぶりの2桁の気温ということになります。
あす26日(火)の県内は、日本海側ほどやや雲が残りやすいものの、晴れ間が出る時間も十分あり、にわか雨の心配はありません。瀬戸内側ほど、よりシッカリ日ざしが届く時間が多くなりそうです。
大掃除などがはかどる天気となりそうですが、空気の乾燥が進んでいきそうですので、火の取り扱いなどには十分ご注意下さい。
そして、年の瀬にかけても、しばらくは寒さは和らいだ状態が続きそうです。
しばらく、先週のような強い冬型の気圧配置はなく、年の瀬にかけては山口市内では最高気温が15度に届く日もあるなど、早くも春の兆しを感じさせる過ごしやすさの日もありそうです。
ただし空模様は少々小刻みに変わりやすく、あさって木曜日は日本海を低気圧が通過し、県内は晴れ間もある一方で少しにわか雨の心配もある空模様。
そして大晦日は低気圧や前線が九州、四国付近を通過していくことで、ややシッカリ天気が崩れるタイミングがありそうです。
大晦日は天気が崩れそうですが、その次の日、2024年の元日にはまた天気は持ち直し、初日の出が眺められるチャンスも十分ある、とみています。
しばらく寒波の心配がない分、心を落ち着かせて、新しい年を迎えて頂ければ、と思います。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)