【山口天気 朝刊11/15】貴重な晴れ間で暖かい日ざし届く あす16日(木)は天気下り坂で17日(金)にかけて雨・風強まる荒れた天気へ 雨の後は寒気流入で再び”冬の寒さ”
夜の間、日付が変わった頃は、気圧の谷の通過で雨がぱらついた所がありました。今朝にかけて雨はおおむね落ち着いていて、雲の隙間が広がってきています。
この後は次第に大陸から進む高気圧に覆われる見込みで、安定した天気となるでしょう。はじめ雲が多くても、次第に青空が拡大する予想です。きょう15日(水)このあとは雨の心配はありません。
ただ、あす16日(木)は低気圧から延びる前線の接近により天気は下り坂。夕方頃、西から所々で雨が降り出す予想で、17日(金)にかけて雨や風が強まる時間もありそうです。また、この前線が通過した後は、冬型の気圧配置が強まり、冷たい北西の風が吹く見込みで、18日(土)頃にかけて冬の寒さが戻ってきそうです。また、上空の寒気の影響で、いったん雨が止んだ後も、大気の状態は不安定。急に強い雨が降ったり、雷や突風などの不安定な天気に注意が必要です。
きょう15日(水)の昼間の気温は、きのう14日(木)と同じくらいか、やや高い予想です。日中は過ごしやすいくらいの陽気となるでしょう。日ざしに温もりを感じられそうです。
あす16日(木)は天気が下り坂で、夕方頃から次第に雨が降り始めるでしょう。17日(金)にかけて雨が強まったり、突風などにも注意が必要です。前線が通過した後は、冷たい北風と時雨の雨雲が流れ込むとともに、上空には寒気が流れ込みそうです。最高気温は17日(金)、18日(土)は14度予想。いったん寒さが緩んだ後に再び一気に冬のような寒さとなりますので、体調を崩さないようお気を付けください。冬支度が済んでいない方は、きょう15日(水)の日ざしを活用しておくとよさそうです。週末、19日(日)からは気温は上昇傾向で、来週は今週よりも過ごしやすい日が多くなりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)