周南地域の3市で運営 新たな斎場「想い出の杜ホール」が完成
周南地区の3つの市が共同で運営します。
老朽化に伴い建設が進められていた斎場が下松市に完成し、きょう(27日)、記念式典が開かれました。
下松市に完成した新たな斎場「想い出の杜ホール」は周南市と光市、下松市が共同で運営するものです
これまで使われてきた下松市の御屋敷山斎場の老朽化に伴い新たに建てられました。
建物は鉄筋コンクリート造りの2階建てで延べ床面積はおよそ4000平方メートル、20年間の維持管理費などを含む総事業費はおよそ62億円となっています。
簡易的な葬儀を行うことができる多目的室や待ち時間に子どもが遊べるキッズスペース、中庭には花壇もあります。
また、火葬の際にこれまでと比べ骨をよりきれいな形で残すことができる設備も備えられているということです。
従来の御屋敷山斎場の使用料は無料でしたが新たな斎場では1万円の使用料がかかります。
(周南地区衛生施設組合長 國井益雄下松市長)
「素晴らしい施設でお見送りできるということも3市にとって非常にうれしいことなので本当にご協力いただいた方に本当に感謝申し上げたい」
新たな斎場は来月(4月)1日から供用が始まります。