市役所の職員を名乗るうそ電話詐欺で山口市の女性（６０代）が現金およそ50万円被害。
市役所の職員を名乗るうそ電話詐欺で、山口市に住む60代の女性が現金およそ50万円をだまし取られました。
山口警察署によりますと今月18日、山口市に住む60代の女性の家に市役所介護保険課の職員を名乗る男から電話があり、「介護保険料を払いすぎていたので、返納する手続きをしてほしい」「合計で2万9160円の払い戻しがあるので、口座番号などを教えてほしい」などと電話があったということです。
その後、女性は市内の金融機関に行き、男から聞いた番号に電話をかけ、電話に出た男の指示に従ってATMを操作した結果、現金およそ50万円を振り込んでしまい、だまし取られたということです。
女性は今月２３日、金融機関で記帳した際に被害に気がつきました。
警察では「ATMで還付金の手続きができる」などの電話があった場合はうそ電話詐欺を疑い、警察や家族に相談して欲しい、また、留守番電話設定や防犯機能付き電話などすぐに電話に出ない対策をして欲しい、などと注意を呼びかけています。
