●今季最強寒波は もう一度ピークへ
●あす7日(金)～8日(土)にかけて冬型気圧配置が再び一段と強まる
●あす7日(金)夕方頃から雪とともに風の激しさも増す 暴風雪警報発表の可能性
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昨夜は大雪警報が出ていた県内…今朝には大雪の峠は越えたものの、きょう6日(木)日中も厳しい寒さと度々雪が舞う天気は続きました。そして、このあと冬型気圧配置が再び一段と強まってくるとともに、少し北に退きかけていた寒気もまた一気に南下する予想です。

このため再び大雪が心配な状況。あす7日(金)は、朝の時間で山間部や内陸部ほど雪、日中にかけて沿岸部はみぞれや雨の所も多くなりますが、上空の寒気が一段と強まる夕方以降、風が激しさを増すとともに、一気に山間部のみならず沿岸部も雪の降り方が強まりそうです。

あす7日(金)は日本海沿岸で暴風雪警報が出る可能性が高まってきており、また、大雪も降り方によっては警報級となる可能性もあります。今後の情報に十分ご注意下さい。

あさって8日(土)にかけて、山間部ほど再びドサッと雪が積もり、市街地、沿岸部でも再び雪が積もる所が多くなる見通しです。
車の運転は引き続きくれぐれも路面状況悪化に注意。また、雪を乗せたまま走る車が時々見かけますが、急にフロントガラスに雪が落ちて視界が遮られる危険があるので、車を動かす時は屋根の雪は必ず落とすようにしてください。

凍結要注意の冷え込みも続きます。水道管凍結対策も続けるとともに、車の運転では道路の雪が解けているように見えていても、実は凍結して非常に滑りやすいブラックアイスバーンにも十分気を付けていきましょう。

もう一度気を引き締めて、安全第一の心構えで強烈寒波を無事に乗り越えていきましょう。

あす7日(金)夜明けの頃から、山間部から雪が再び本格的に降り出します。日中は沿岸部ほど雨やみぞれになりやすいものの、上空の寒気が強まる夕方頃からやや激しい風を伴いながら各地で断続的な雪となり、みるみる積雪が増えてくる所も多くなりそうです。車の運転は視界不良などへの注意も必要で、夜ほどいっそう凍える寒さにもなってくるでしょう。

8日(土)午前中にかけて大雪のエリアが広がり、さらに凍えるような寒さも続きそうです。日曜日～来週初めは空模様は落ち着いていくものの、路面や水道管凍結に要注意となる、朝晩凍り付く冷え込みの日々はもう少々長引くとみています。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）