【山口天気 朝刊2/5】強烈寒波はピークへ きょう5日(水)夕方ごろから警報級の大雪 無理な移動は控えて 安全第一の行動を
●きのう4日(火)から山間部を中心に雪が降り、徳佐ではきょう5日(水)の午前5時に27㎝の積雪を観測
●きょう5日(水)は各地で雪の勢いが強まる予想で、夜にかけて警報級の大雪となる可能性も
●市街地や沿岸部でも、積雪や路面凍結に警戒。出来るだけ無理な移動や遠出は控えて、安全第一の行動を
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きのう4日(火)は山間部を中心に雪が降り、しっかり積もるところも出てきました。この時間は西部や北部に雪雲が掛かり、徳佐ではきょう5日(水)の午前5時に27㎝の積雪が観測されました。
きょう5日(水)の午前4時の周南市 河内峠の道路の様子です。
道路わきまで雪に覆われていて、周りの木の枝にもビッシリ雪が付いています。
県内はきのう4日(火)に引き続き、強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
この先、山間部だけでなく市街地や沿岸部でも、雪雲の流れ込みが一段と強まっていき、きょう5日(水)の夕方以降は、積雪があっという間にどさっと増え、強い雪となるおそれがあります。
積雪増加量の予想です。
あさって7日(金)にかけて山間部ほどドカ雪に。市街地や沿岸部でも、雪の積もるエリアが拡大してくる予想です。
きょう5日(水)の夕方ごろから、あす6日(木)にかけて、特に雪の降る量が一気にまとまり、県内で大雪警報が出る可能性も高まってきています。
警報級の大雪への心構えです。
車の運転は、路面への積雪のほか、道路への倒木などで、移動が困難になる可能性もあります。出来るだけ無理な移動や遠出は控えましょう。
ドサッと雪が積もる山間部ほど、ビニールハウスなどの倒壊や、屋根からの落雪にも気を付けて下さい。
また停電にも備え、防寒対策、スマートフォンの充電も進めておきましょう。
凍り付くような寒さが続きます。市街地でも水道管凍結対策を入念にお願いします。
県内も断続的に雪が降るでしょう。徐々に雪の勢いが強まる予想で、夜にかけて警報級の大雪となる可能性が高まっています。今後の積雪や交通障害にも警戒が必要です。
日中の最高気温は、きのう4日(火)とほとんど変わらず、各地3度前後。北風も強く、身も凍るような寒さとなりそうです。
あす6日(木)も、雪が続き、さらに積雪が増えるところもあるでしょう。
あさって7日(金)は雪に雨が交じり、みぞれのように降る時間もありますが、8日(土)にかけて再び雪が降り出し、新たに雪の積もる可能性があります。
また朝晩は氷点下の凍える寒さが続く予想で、引き続き路面や、水道管の凍結にも注意が必要です。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)