宇部市内に拠点を置くスタートアップ企業の発掘や育成、市内への企業誘致などめざし 宇部市と西京銀行が連携協定
先進的な技術やアイデアなどで事業の立ち上げや市場開拓を目指す企業の支援を目的に、宇部市と西京銀行が協定を結びました。
この協定は「スタートアップ企業」と呼ばれる先進的な技術やアイデアなどで事業の立ち上げなどを目指す企業の支援を通して、地域産業の発展や新たなビジネスの創出を目的としたものです。
締結式では宇部市の篠﨑市長と西京銀行の松岡健頭取が協定書に署名しました。
(宇部市・篠﨑圭二市長)「都会ほどスタートアップ企業への支援があるか、投資者が集まってきやすいかというと、地方では若干の遅れ気味というか。これまでは都会から支援をいただいたりがありましたが、今回の協定で県内でスタートアップ企業を支援できる体制に近づいた。」
協定には宇部市内に拠点を置くスタートアップ企業の発掘や育成、市内への企業誘致などに関する協力が盛り込まれています。
(西京銀行 松岡健頭取)「ひとつでもふたつでも新しい企業がここで生まれ、成功することを期待しているし、そのために宇部市と一緒に汗をかきたい。」
西京銀行によると、3月を目途に地元事業者と共にスタートアップの支援ファンドを立ち上げる予定だということです。