全国の小学5年生、中学2年生を対象に行われた体力や運動能力などを調査した結果がこのほど発表されました。

体力の総合的な指標となる「体力合計点」に関して山口県は、中学生の男女で全国平均を上回っています。

「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」はスポーツ庁が行っているもので山口県では小学5年生およそ1万人中学2年生およそ8800人を対象に行われました。

体力・運動能力調査については「握力」や「反復横とび」「50メートル走」など8種目の実技で行われ小学生では、男女共に「反復横とび」と「20メートルシャトルラン」で全国平均を上回ったものの「体力合計点」では、男女ともに全国平均の数値をやや下回りました。

一方、中学生は男子が5種目、女子が4種目で全国平均を上回り「体力合計点」でも男女ともに全国平均を上回っています。

このほか1週間の総運動時間については小学生の男子、中学生の男女で全国平均を下回る結果となっています。

また体育（保健体育）の授業が楽しいと思う割合については小学生の女子、中学生の男女で全国平均を上回っていてこのうち中学生の男子では67.3パーセントとこれまでの調査で最も高くなっています。