総投資額は700億円!日本ゼオンが新プラントを周南市の帝人跡地に建設へ
化学メーカー=日本ゼオンはおよそ700億円を投資する新プラントを周南市に建設すると発表しました。
新プラントは、主力製品である高機能樹脂シクロオレフィンポリマー=COPを製造するためのもので合成ゴムを製造している徳山工場からはおよそ3km南東、周南市由加町の帝人徳山事業所跡地に建設します。
総投資額はおよそ700億円です。
COPは光学フィルムや光学レンズの原材料で今後、需要の拡大が見込まれることから新プラントの建設を決定。敷地面積18万6500平方メートルの帝人跡地には、今回、建設が決まった新プラント以外の高収益製品のプラント建設も検討しているということです
現在、合成ゴムを製造している徳山工場からも従業員を一部移行させていく計画です。
日本ゼオンの新プラントは来年度下期に着工、2028年度上期に竣工予定となっています。
周南市の藤井律子市長は新プラント建設決定を受け「周南コンビナートの競争力の更なる強化、地域における新たな雇用創出につながることを大変期待しております」とコメントしています。