自動運転「レベル2」の実証実験はじまる…山口・美祢~山口県内では2019年の宇部以来2例目~
バスやタクシーの運転手不足が全国的に問題となる中、将来的に大きな役割を果たすことが期待されています。美祢市で18日から自動運転の車が公道を走る実証実験が始まりました。
実証実験は美祢市や美祢第一交通などが行うもので、初日は篠田市長や地元の住民など25人ほどが自動運転を体感しました。
自動運転は、運転手の有無や走行可能エリアなどによって6つのレベルに分類されています。
今回は公道を走ることができる一方、運転手が必要な『レベル2』です。
また今回の自動運転は事前にルートを走り、データを取得したうえで行われます。
そのデータをもとにレーザーセンサーで位置情報を把握するなどし、速度の維持やハンドルの総舵量などを算出しているということです。
(地域住民は)
「まずは安心して乗れるこれが第一印象ですね。大田地区の街中を将来的にはこういう自動車が走ってくれることを願っています」
実証実験は23日まで行われ美祢市では地域住民らのアンケートをもとに自動運転車両の効果を分析することにしています。
県内での行政などによる自動運転車両の実証実験は2019年に宇部市で初めて実施されて以来、2例目です。