ルーローハンに特産パイナップル!山口・防府市の小中学校の給食に台湾料理が登場
防府市の小・中学校では世界の料理に親しんでもらおうと給食に台湾料理が登場しました。
「いただきます!」
防府市内の中学校11校と小学校4校の給食で出された台湾料理。
メニューは甘辛く煮込んだ豚肉をごはんにのせた=ルーローハン、グリーンサラダ、そして台湾産のパイナップルです。
校区内に第11代台湾総督を務めた上山満之進の生誕地や墓所があり台湾にゆかりがある国府中学校には、パイナップルの産地=嘉義県から翁県知事と生産者の陳さんも訪れ生徒と給食を楽しみました。
パイナップルはサトウキビパインとも呼ばれる品種で、噛めば噛むほど広がるサトウキビのような甘さが特徴です。
(生徒は)
「おいしいです!めっちゃ甘いです」「いつもだったらもっと酸っぱいけど、甘みがあってめっちゃうまいです。」
生産者の陳さんから台湾パイナップルの種類や育て方について説明もあり、生徒たちにとって台湾を身近に感じる1日となったようです。
(台湾・嘉義県 翁章梁県知事)
「交流を通して嘉義のパイナップルについて深く知ることができればパイナップルをもっと好きになってもらえると思い、中学校に来たので、これから子どもたちに嘉義の農産物を気に入ってもえたら嬉しい」
翁県知事と陳さんは、サトウキビパインを販売するアルク防府店も訪れ買い物客に試食をすすめるなど台湾のパイナップルをPRしました。
台湾産パイナップル「サトウキビパイン」は今月末ごろまでアルク全店やアトラス萩店などで販売されています。