【山口天気 夕刊9/24】あす25日(水)は雨傘活躍&ジメジメ空気 その後は再び晴れ間多い日々 この先は秋短めで寒い冬に突入!?
●あす25日(水)は湿った空気流入で 日中を中心に降ったり止んだりの天気に
●26日(木)からは再び晴れ間多い日々がしばらく続く
●3か月予報~寒候期予報発表…秋短めで寒い冬に突入か!?
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連休明けの今朝は、最低気温が、山口市内でおよそ3か月ぶりに20度を下回るなど、また一段と秋の深まりを感じるヒンヤリ空気に包まれました。一方で日中は30度に届く真夏日、と、昼間は少し夏の名残もありました。
この秋の深まりとともに、気象台から秋のたより…ススキ開花の観測が、下関地方気象台から発表されました。ススキは全国各地の気象台でサクラなどとと同じように「開花」の観測が行われていて、茎の先端から出てくる穂の部分が全体の2割以上になった時を、気象台は「開花」としています。そしてススキ開花の観測地点は今、西日本に南下してきた状況です。
きょう24日(火)は晴れたり曇ったりの天気が続いた県内でしたが、あす25日(水)は、日本の南岸に停滞する秋雨前線や、熱帯低気圧からの湿った空気が流れ込んでくることで、朝から夕方頃にかけて雨雲が度々流れ込みやすくなる、スッキリしない天気が続きそうです。
特に雨の量が多くなる雰囲気ではないものの、久々に大きめの雨傘が活躍の一日になる、と見込んでいます。天気がぐずつくぶん、極端な暑さはありませんが、ジメっととした空気には包まれる見込みです。
あさって26日(木)からは、しばらく晴れ間の多い日々が続きそうです。朝晩は秋の兆しが感じられる、さわやかな空気に包まれる一方、昼間は日ざしが届くと、まだ最高気温が30度以上の日は多くなるなど、残暑もあり、日々、夏と秋の季節の変わり目を実感する気温変化が続く見込みです。
また、きょうは気象台から、この先の3ヶ月予報と、寒候期予報という、2月までの冬の見通しを発表しました。
それによると、来月、10月は気温は平年より高く、秋の深まりが足踏みの時期がありそうですが、その後、季節の歩みは少し駆け足に。冬は、気温が平年並みかやや低く、まだ大まかな内容ではありますが、それなりに寒い、冬らしい冬になる見通しです。やっと暑い夏が終わったものの、次は寒い冬が控える、ややダイナミックな気温変化で、1年で最も快適な秋本番の時期が少し短めになる可能性があります。
この見通しを踏まえて、秋本番の一日一日を大切に過ごしていきたいものです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)