旧統一教会関連も…山口市で霊感商法相談会 紀藤正樹もアドバイザーとして参加
旧統一教会などによる霊感商法に悩む人のためのワンストップ相談会が山口市で行われました。
日本司法支援センター・法テラスが県内で初めて開いたもので山口市の会場では9件の相談が寄せられたということです。
弁護士のほか公認心理師、社会福祉士も相談対応し複数の旧統一教会に関するものを含む霊感商法などの相談があったということです。
宇部市出身で全国統一教会被害対策弁護団の紀藤正樹弁護士もアドバイザーとして参加しました。
(紀藤弁護士)
「去年の安倍元首相銃撃事件以降、(県内から)相談がありすでに交渉を開始している被害者も何人もいます」
「ワンストップ相談会をこれまで開かなかったことは遅いぐらい」
現在、全国対策弁護団には旧統一教会に関して県内から12件の相談があり、うち3件が合計2800万円あまりの被害回復交渉に入っているということです。
きょう相談できなかった人は全国対策弁護団に連絡して欲しいと呼びかけています。