利便性が向上、防災機能も強化 防府市新庁舎が完成
建て替え工事が進められていた防府市の新しい庁舎が完成し、報道関係者に公開されました。
防府市の庁舎は、震度6強以上の地震が起こった際に倒壊の恐れがあるなどとして、おととしから建て替えが進められていました。
新庁舎の事業費はおよそ106億円。
市民窓口などが入る本館と社会福祉協議会などが入る福祉棟の2つの棟からなり、延べ床面積はあわせておよそ2万平方メートルです。
本館は8階建てで市民の利用機会が多い手続き窓口は1から3階に集約、授乳室やバリアフリートイレを設置するなど誰もが使いやすいように設計されています。
また、防災拠点としての機能強化のため免震構造を採用していて、災害時にライフラインが断絶しても1週間は電気を供給できます。
防府市の新庁舎は来年1月からの共用開始を目指していて、来月2日には竣工式2日と3日には市民見学会を予定しています。