1日限定の「注文に時間がかかるカフェ」が下松市でオープン!吃音がある高校生が接客に挑戦「何事にもチャレンジしていけたら」
話す言葉が滑らかに出ない発話障害・吃音。
吃音のある高校生が山口県下松市でカフェの接客に挑戦しました。
下松市で26日、1日限定で開かれた「注文に時間がかかるカフェ」。
接客をする、りささんとこはるさんは、話す内容が頭に浮かんでいても言葉が滑らかに出ないことがある吃音という発話障害があります。
(りささん)「緊張しているから吃っているわけではないので、リラックスしていいよとかゆっくり話せばいいよとかアドバイスはしないでいただけると嬉しいです。」
吃音症の人は全国でおよそ120万人いるとされています。
このカフェは吃音についての理解を深めてもらうことなどを目的に、これまで全国34か所で開かれてきました。
(吃音症の子どもをもつ利用客)「一生懸命頑張ってカフェをしているところを見られてよかったです。」
(こはるさん)「自分の言葉で最後まで話すことができて、達成感があって参加してよかったです。これから自分が吃音だからと、いろいろ諦めたりしないで何事にもチャレンジしていけたらいいなと思います。」
カフェは今後、山梨県や鹿児島県でも開かれる予定です。