JRの線路から銅製ケーブルを盗んだ疑いで4人を逮捕 140本(時価95万2000円相当)
JR宇部線・丸尾駅構内の線路から銅製のケーブルを盗んだとして警察は3日すでに逮捕・起訴されている男3人を含む4人の男を逮捕しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、宇部市の会社員の男(21)、宇部市の自営業の男(27)、宇部市の自動車販売業の男(22)、福岡県の建設作業員の男(21)の4人です。
宇部警察署によりますと、4人はことし去年12月上旬から2月8日にかけ、共謀してJR宇部線・丸尾駅構内の線路から「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブル140本(時価95万2000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察は、捜査に支障が出るとして4人の認否を明らかにしていません。
JR西日本によりますと山口県内では2月7日以降、山陽線と宇部線でレールボンドが計220か所、約450本なくなっているのが確認されています。
今回逮捕されたうち宇部市の自営業の男(27)、宇部市の自動車販売業の男(22)、福岡県の建設作業員の男(21)の3人は、JR宇部駅と厚東駅でも同様にレールボンド32本(計50万4000円相当)を盗んだとしてすでに逮捕・起訴されています。
レールボンドを巡る一連の窃盗事件では会社員の男(21)が4人目の逮捕となります。