●北風が流れ込みやすく、日本海側や山間部ほど雲が多く、時折、時雨模様のにわか雨も
●空気は冷たく、概ね2月並みの寒さに
●花粉の飛散急増。花粉を身体に入れないよう、入念な対策を

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きのう4日(火)、西日本をスッポリと覆っていた大きくまとまった雨雲は、東日本方面へと抜けていきました。
昨夜から関東では雪のところが多く、内陸部では積雪も観測されています。きょう5日(水)東京方面に向かう方は、交通情報などこまめに確認してください。
また雪や雨のエリアは、山林火災が続く岩手県大船渡市にも広がっています。何とか火災の鎮圧に繋がってほしいところです。
一方で現在、県内で雨や雪の降っているところはありませんが、広くやや厚い雲に覆われています。

今夜にかけて、低気圧や前線は関東の東まで進む予想です。
県内付近は、等圧線が縦に混み合い、北よりの冷たい風が流れ込みやすくなる見通しで、きょう5日(水)は日本海側や山間部ほど雲が多く、時折、時雨模様のにわか雨の心配があります。

またきょう5日(水)は、花粉の飛散にも注意が必要です。
強い北風がスギの木を大きく揺らし、花粉の飛散量が極めて多くなるところも出てくる予想です。
きのう4日(火)に比べ、飛散量は急激に多くなります。花粉症の方はしっかりと対策を行って下さい。

日中の最高気温は各地で11度前後。広く二桁の気温となりますが、空気は冷たく、概ね2月並みの寒さとなる予想です。

あす6日(木)も厚い雲が目立ちますが、あさって7日(金)からは広く日ざしが届く見込みです。
日中の最高気温は8日(土)にかけて11度前後と、まだ季節外れの寒さが続く見通しです。
来週は春の暖かさが戻ってきますが、引き続きスギ花粉の大量飛散には十分ご注意下さい。

（KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝）